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最初に。。。

業者へ行く前に、充分、自らが何を望んでいるのか整理してください。

そして、絞ってください。ただ漠然に考えているといい物件は見つかりません。

掘り出し物なんてありませんから安ければ何かがあります。欠点が。。。

ただ、値下がり傾向のなかで、賃料を下げている物件と、下げずに募集している物件と、

ありますので、よく吟味してください。実際、現地の回りを歩いて確認してください。

車で回っても、わからないことが、多々あります。物件は、すべて1戸ずつ、違います。

契約時に、契約金、手数料、火災保険など何が請求されるか。事前に良く確認を。。。

解約時の原状(現状)回復費用の精算方法も確認しておくといいでしょう。

 

■契約の時までに。。。①

契約時にお客様の方で事前に用意して頂く書類が何通かあります。一般的には

・住民票(入居者全員)

・契約者の所得証明書(市町村発行のモノ)

・勤務証明書

・連帯保証人承諾書

・連帯保証人の印鑑証明書

・連帯保証人の取得証明書(市町村発行のモノ)

などを用意していただきます。市町村に足をわざわざ運ばなければなりませんので事前に頭に入れておくといいかもしれません。

連帯保証人は誰になってもらうのか?なども考えて事前に連帯保証人に了解を得ておく必要があります。

これらの書類を検討してこのお客様になら大丈夫だろう。と判断をするのです。目安としては、所得に対して、4割が年間の家賃です。

 

■契約の時までに。。。②

契約時にお客様に用意して頂く金額は家賃の他に敷金、礼金、保証金、権利金、管理費(共益費)、家財保険料、駐車場も一緒に借りる場合は駐車料、仲介手数料などが一般的にかかります。途中から入居する場合はその日割り家賃、駐車料もかかりますね。

・敷金
借り手が、賃料の支払い保証の為に管理者または家主に預けておくお金。通常解約時に返金されますが、その際畳の取り替えや、壁紙の補修などが発生した場合、このお金から支払われます。通常家賃の2~3ヶ月分です。

・礼金
部屋を借りる際家主に謝礼として支払うお金。通常家賃の1~2ヶ月分です。

・保証金
敷金とほぼ同じ意味をもっているが、「償却」といって 一定の金額が差し引かれる契約もあります。一般の賃貸借契約の場合「敷金」を使用することが多いので 「保証金」は殆ど使用されません。

・権利金
借地権や借家権の設定・移転の対価として支払われる金銭で、返還はしません。

・管理費(共益費)
マンションなどでは、建物の清掃、維持管理、共同部の電気代などのために管理費を徴収されます。これは家賃とは別に毎月請求されるので事前に見込んでおく必要があるでしょう。

・火災保険料
殆どの賃貸物件は火災保険への加入が義務付けられています。 費用は1~2万円(物件によって保険料は変わる)で手続きは契約時に不動産会社がやってくれる場合が多いです。

・仲介手数料
不動産屋の手数料。通常家賃の1ヵ月分です。事前に業者の方で計算してくれると思いますが、借り主様ご自身も納得して確認してください。

 

■契約の時に。。。

契約の日取りを決めていよいよ契約です。当日用意して頂くものは先程、説明したモノの他に印鑑ぐらいです。重要事項説明を受けて契約となります。その際、わからない事はドンドン聞いてください。そのままにしておくと後々トラブルになりかねません。

解約する時は?解約時の原状(現状)回復費用の費用は?なども確認しておくといいでしょう。解約時で一番多いのがこの辺にまつわるトラブルです。きちんと説明を受けて納得した上で契約をして下さい。

・重要事項説明
宅建業者が契約の際、宅建主任者に土地建物について宅建業法で定められた書面を交付して説明をします。

・解約
解約する時は契約書の内容に従って解約手続きをしていただきます。書面にて解約の申し入れをして退去の予定日を業者に連絡してください。その後、業者立会いのもと、お部屋の確認点検を行います。

・原状(現状)回復
賃貸物件を明け渡す場合、原則的には原状(現状)に復して明け渡すことになっています。原状(現状)に復すとは、借りたときの状態に戻してという意味。
居住用のアパート・マンションなどは、多くの場合その費用負担は借り主側にあるので敷金を充てることになります。

自然に汚れたものも負担するのか?畳や襖は?クロスの張り替えは?換気扇まで取り替えなくてはならないのか?

大切なことは、契約時に明け渡し時の負担部分をはっきりさせておくことです。なお、重要事項説明書、契約書は大切に保管しておいて下さい。

 

■契約が済んだら。。。

契約が済んだら入居となりますが、入居の際にも注意して頂きたいことがあります。引越しをする場合は現住所から新住所への住民票の移転などの手続きの他に電気会社、ガス会社、水道局への利用手続き、特にガスの開栓は本人立会いですので入居前に連絡して、入居時に利用できるようにしておくといいでしょう。

後は、部屋と設備を大切に扱ってください。といっても普通に生活して入ればそんな心配もありませんけど。。。なお、入居直後に設備などに不具合を発見したらすぐに業者まで連絡をしてください。