ポリプロピレン2.0
次世代プラスチック
ポリプロピレン2.0とは
当社独自の精密熱分解技術により得られる両末端二重結合ポリプロピレンを用いた新しいポリプロピレン系材料です。
ポリプロピレンアイオノマー
ポリプロピレン2.0シリーズ ポリマー改質剤
特徴
- 高い接着性を有しポリプロピレンと異素材の塗装・接着を容易にします。
- ガラス繊維、炭素繊維、セルロースナノファイバーなどのポリプロピレンに対する分散性を大幅に向上させます。
アイオノマーの改質効果
- 酸が点だけで接着しているため接着力は弱いです。
- ポリプロピレンブロックの結晶化と酸ブロックの面での接着により接着力が強くなっています。
具体的な用途
- 風力発電部材
- スポーツ用品
- 自動車内装・外装
- 航空機部材
- ロボット部材
両末端二重結合ポリプロピレン
ポリプロピレン2.0シリーズ ポリマー原料
特徴
精密熱分解により得られる両末端二重結合ポリプロピレンです。両末端の反応性を活かした様々な機能性ポリマーの合成が可能です。
末端官能基変換の例
ビニリデン基が官能基変換によってヒドロキシン基、無水コハク酸、チオール基やエポキシ基などになります。
精密熱分解
次世代型プラスチック要素技術
特徴
- ポリマーから末端反応性ポリマーを製造できる精密熱分解技術の連続式装置開発に成功しました。
- ポリプロピレンやシクロオレフィンポリマーなどの熱分解反応を制御することで元の特性を維持したまま編成することを可能にします。
- リサイクル材の高機能化につながります。
ポリプロピレン
- 自動車用ポリプロピレンの高強度化、軽量化につながります。
- 塗料・接着剤の原材料となります。
ポリエチレン
- タンク・ボトルなどの容器になります。
- 食品用フィルムなどの包装材料となります。
シクロオレフィンポリマー
- ディスプレイの薄型化・機能化になります。
- 透明フィルムの機能化になります。